INTERVIEW
患者さんインタビュー・Yさん
INTERVIEW
患者さんインタビュー・Yさん
60代男性・心不全・不整脈
「リカバル」を使い始めてからは自分に適した運動が出来るようになったYさん。無理せず運動を続けることや、すぐに専門家へ相談できることが良いとご感想をいただきました。
2年前の1月末に、片道10分程度のコンビニへ買い物に向かった時、歩いていたら息切れが強くなってしまう出来事がありました。
コンビニへ行く途中で引き返して、自宅へ戻り安静にしていたのですが、息切れがそのままおさまらず、時間が経つに連れて具合が悪くなってしまい…。
救急安心センター(#7119)にまず電話で問い合わせして、その後救急車で病院へ運んでもらいました。
病院についてから、先生に「このままだと危ない状態になります。」といわれ、「心房細動」や「不整脈」などの話があり、そのまま集中治療室に入院しました。
10日間程度で退院となったのですが、病気についての現状や今後の過ごし方、今の心臓の状態や予後に関してなど、まったくと言ってよいほど自分の身体のことを理解できていなかったです。
先生からは「とにかく薬はちゃんと飲むように」と伝えられ、退院してからは自宅近くのかかりつけ医に通っていました。
半年くらい経ってから、また段々と息切れが強くなってしまい、再度救急車に運ばれてしまって…。以前とは別の病院へ搬送されたのですが、そのときもまた集中治療室に入院となり、入院が2回目だったので、今後について真剣に考えるようになりました。
2回目の入院も10日間程度で退院となりましたが、この時には息切れがひどくなっていて、仕事もまともに出来ない状態でした。
中々症状が改善しなかったので、当時かかりつけの病院のリハビリテーション室で、同じく心臓の病気の方にも話を伺ったりしていたのですが、特に良い情報は見つからず、どうしたら身体が良くなるのかわからずじまいで…。
インターネットを使って調べても、信憑性の低いことやウソの情報、本当に知りたい内容ではないことばかりが出てきて困っていました。
その中でこの「リカバル」についてお声かけをいただいて利用を始めました。
「リカバル」は担当の理学療法士が豊富な知識を持っており、求めていたタメになる情報を多く提供してくれました。
自分自身の病気や身体について、理解が深まることがとても良かったです。病気は自分自身でなんとかしないといけないことが多いので、相談して知識を深めることができ、大変ありがたいと思っています。
心不全の病期ステージや、どのような運動をしたら良いかなど、プログラムに参加するまではまったく知らなかったです。
「リカバル」では理学療法士の方が、豊富な知識の中から自分の病気に対する現状や将来について丁寧に説明してくれるので、徐々に自分の状態がわかるようになりました。
特に良いと思ったポイントは、「すぐに相談が出来るところ」です。
今不安になっていることや、こんな時はこうするとよいなど、タイムリーに相談が出来ることがとても良いと感じています。
病院へ行くといっても、3か月に1回や多くても月1回、行ったところで主治医と話せる時間は限られていますし、リハビリテーションで担当してくれる理学療法士も、質問してもなかなか求めていた内容が返ってこないなど、臨機応変に対応出来ないことが多いです。
「リカバル」ではオンラインで相談が出来ることや、聞いたことに1-2日で返答が返ってくるなど、大変使いやすく便利で助かっています。
「リカバル」を活用する前は、自分の中で焦りがあり、やたら歩くことやゴルフの打ちっぱなしへ行くことなど、一生懸命意味もなく、激しめの運動をすることが多かったです。
ですが「リカバル」を使って身体について教えてもらうなかで、自分自身の病気は「ほどほどに行うこと」が重要で、体調や体力に合わせて運動することが大事であると、理解することができました。
がむしゃらに長い距離を歩くことや早く歩くことなどをしていた身として、運動をしても症状が良くなることを実感できなかったので、適した運動量がわかるようになり、運動効果を実感できるようになりました。
理学療法士の方の説明は、とてもわかりやすいためとても助かっています。専門的な知識が豊富で内容が理解しやすいです。間違った運動を行わないように、具体的な内容をいただいており、理学療法士の方なのにお医者さんと話しているように感じます。
腕時計タイプの端末を使っていますがとても使いやすいです。前は別のものも持っていたのですが、心拍数のみ計測できるタイプでした。貸していただいた物は心拍数以外にも計測ができて、大変便利に感じています。
私と同じように、心臓の病気についてよくわからない方に使っていただきたいです。
同じ悩みを抱えている方は結構多いと思います。リハビリテーションに通っていた時にも、同じようにわかっていない方が多かったので、そんな方に使っていただきたいです。
私自身、病気について知識が多くなり、症状の対処方法などがわかるようになりました。運動の量や塩分の量などの自己管理方法は、一人ひとり違うので漠然としてしまいます。その一人ひとりに適した情報を提供できるとよいですね。
今回のような悩みを現場で解決することは難しいと思います。このような問題点を解決するサービスなので、本当にこの「リカバル」には助けられています。より多くの方へ使っていただきたいです。